オペラは、舞台上で衣装を着けた出演者が演技を行う点では演劇と共通しているが、
台詞だけではなく、大半の部分が歌手による歌唱で進められることが特徴です。
よくオペラ歌手って聞きますよね?
歌手は器楽合奏により伴奏されつつ歌い演じます。
伴奏は、多くの場合交響楽団規模の編成に及ぶ大掛かりなものです。
初期ロマン派までのオペラでは、歌唱に二つの様式があります。
一つはレチタティーヴォ(朗唱)と言われるもので、会話を表現するものであり、
普通の朗読に近い抑揚で歌われる。
もう一つはソロ(独唱)で歌われるアリア(詠唱)や複数の歌手が歌う重唱(アンサンブル)あるいは大勢で歌う合唱で、通常の歌唱である。
これらの様式はみな伴奏を伴います。
レチタティーヴォは、古典派の時代まではチェンバロという楽器のみで伴奏される
レチタティーヴォ・セッコと、管弦楽伴奏によるレチタティーヴォ・アッコンパニアートが
あり、前者は会話的な抑揚で語るように歌う。
後者は 直後のアリアや重唱の導入として置かれることが多かったようです。
だんだん難しくなってきましたね 微笑
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