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芸術、文化を自然に理解するための恵藤憲二ブログ

芸術、文化を自然に理解するために恵藤憲二が、様々な視点から語ります!

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オペラの変遷、出来事を恵藤憲二が紹介します。

【芸術、文化を自然に理解するための恵藤憲二ブログ】

〜オペラの変遷、出来事を恵藤憲二が紹介します。〜


こんにちは、恵藤憲二です。


今回からは、現代のオペラが確立するまでの歴史と様々な出来事を
ご紹介させて頂ければと思っております。


『グルックによるオペラ改革』

※ グルッグ 
 ⇒クリストフ・ヴィリバルト・グルッグという18世紀に活躍したオペラ作曲家です。
 

18世紀前半のバロック時代後期のオペラには、ドイツ出身でイギリスで活躍したヘンデル(1685年 - 1759年)や、フランスのラモー(1683年 - 1764年)などに優れた作品がありました。

しかし、その他の多くには、特に本場イタリアでは、カストラートを はじめとした人気歌手たちの声と技巧をひけらかすことを第一の目的とし、筋の方は支離滅裂で珍妙なものも増え、劇としては堕落の様相を呈する傾向がありました。

また、バロック・オペラのスタイルも誕生から百数十年が経ち、制度疲労と硬直化を見せるようになった。そうした状況の中、18世紀後半に古典派音楽の 台頭とともに登場したのが、ドイツ出身のグルック(1714 年 - 1787年)です。

彼は、歌手のためにオペラがあるのではなく、オペラのために歌手が奉仕するような、あくまで作品とドラマの進行を第一とするような方向にオペラを再び立ち返らせ、ドラマの進行を妨げる余計な要素を一切廃したスタイルのオペラを書きました。
当初はオーストリアのウィーンで、後期はパリで活躍するが、当然のことながら旧守派と激しく衝突し、ことにパリでの争いは歴史的にも有名です(次回以降)。
改革されたオペラの第1作は、ウィーン時代の 1762年に初演された『オルフェオとエウリディーチェ』であった。パリ時代の作品には『アウリスのイフィゲニア』(1774年)などがあります。

グルックの「オペラ改革」は、後の時代に大きな影響を与えたそうです。


今回はここまでです。


以上、オペラを愛する恵藤憲二でした。



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オペラの成立について恵藤憲二が御説明します!

〜オペラの成立について恵藤憲二が御説明します!〜


おはようございます。
恵藤憲二でございます。


今回はオペラの成立について恵藤憲二なりに御説明致します。

【オペラの成立】

オペラ」(opera)という単語はイタリア語で「仕事」「作品」を意味し、この語自体は同義のラテン語「opus」(単数属格形 operis)の複数形主格「opera」に由来します。

今日「opera」は単独で歌唱によって進行される演劇ないし楽曲作品を意味しますが、元来は「opera musicale」(音楽的作品)と呼んだものの省略から、この語義が生じたそうです。

ルネサンス後期の16世紀末、イタリアのフィレンツェで古代ギリシャの演劇を復興しようという動きが始まりました。

ギリシャ悲劇を模範に、歌うような台詞を用いる劇が考えられた。
今日、オペラと見なされる知られる限り最古の作品は、1597年頃のヤコポ・ペーリ(1561年 - 1633年)による『ダフネ』(Dafne)であるが、作品は現存しません。
のちのペーリの作品である『エウリディーチェイタリア語版英語版』は1600年以降に作曲されたもので、今日に残る最初のオペラ作品です。

ペーリはしばしばオペラの発明者であると考えられているが、今日でも上演される最古のオペラは1607年にマントヴァで初演されたクラウディオ・モンテヴェルディ(1567年 - 1643年)作曲の『オルフェオイタリア語版英語版』です。
この作品では先駆者の様式に従いながらも、調性や強弱の変化による緊張感を高めた、より劇的な表現が見られます。
モンテヴェルディは後にヴェネツィアのサン・マルコ聖堂で楽長の地位を得て、同地に新設された専用のオペラ劇場のために優れた作品を生み出す。
この時期にはイタリア各地でオペラが上演されるようになり、18世紀にかけてナポリで隆盛を極めた。様式は朗唱だけでなく歌謡的なアリアの比重が高まり、伴奏の規模も拡大して、より充実した音響効果がみられるようになります。
衣装や舞台装置も徐々に複雑できらびやかなものとなり、オペラ劇場は王侯貴族や富裕な市民の社交と娯楽の場としても発展した。


以上、今回はここまでです。
オペラを愛する恵藤憲二でした。


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恵藤憲二がオペラについて御説明します!つづき 3

〜恵藤憲二がオペラについて御説明します!つづき 3〜

こんばんは、恵藤憲二でございます。

今回も前回と同様にオペラについて書きたいと思います。


前回は、アリア (詠唱)の話や、ナンバーオペラについて書かせて頂きました。


今回はつづきとなりますオペラの歴史と様式から


ジングシュピール、オペラ・コミック、オペレッタ、サルスエラなどの様式では、レチタティーヴォ・セッコでなく台詞を用いて劇が進められます。

ん? いきなりじゃわかりませんよね。。


※ ジングシュピール
ドイツ語による歌芝居や大衆演劇の一形式を指します。
(詳しくは、今度説明します)

※オペラ・コミック
フランスの、歌以外の台詞を含むオペラの一形態です。
(詳しくは、今度説明します)

※オペレッタ
台詞と踊りのあるオーケストラ付きの歌劇。日本では軽歌劇(けいかげき)、喜歌劇(きかげき)とも呼ばれてます。(イタリア語)

※サルスエラ
スペインの叙情的オペラ音楽


歌手、および歌手の演ずる役柄はそれぞれの音高(声域)で分類されます。
男性歌手(男声)は声域が低い順にバス、バスバリトン、バリトン、テノール、カウンターテノールに、女性歌手(女声)は声域が低い順にアルトまたはコントラルト、メゾソプラノ、ソプラノに分類されます。

バス、テノールとか耳にしたことがありますよね?
恵藤憲二は学生のころは、テノールでした。

また、歌手の声の質も役柄との関係が深く、声質によって歌えたり歌えなかったりする役柄は多い。
たとえば、ベッリーニの『ノルマ』の題名役、ヴァーグナーの『ニーベルングの指環』のヴォータンやブリュンヒルデ、ヴェルディの『オテロ』や『ファルスタッフ』の題名役の良い歌手を見いだすのはいつでも難しいとされています。

オペラは他の多くの芸術形態から成立しています。
基本は音楽であるが、対話により演じられることから、演劇の要素を持ち、また、上演する上で重要な要素と考えられる視覚的な舞台効果を得るため、絵画の要素も用いられています。
こうした理由で、リヒャルト・ヴァーグナーは、このジャンルを「総合芸術」(Gesamtkunstwerk)と呼んだそうです。

オペラは、色々な芸術の複合体なんですね。

今日はここまでです。

以上、恵藤憲二でした。


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恵藤憲二がオペラについて御説明します!つづき 2

〜恵藤憲二がオペラについて御説明します!つづき 2〜

こんばんは、恵藤憲二でございます。

今回も前回と同様にオペラについて書きたいと思います。

前回の記事で書いたアリア (詠唱)は、

主に登場人物の感情を表現するもので、古典的なオペラではアリアを歌う間はドラマの進行が静止することもありましたが、時代が下るにつれて、アリ アでも登場人物の感情の推移を通じてドラマを進めるようになりました。

アリアは大体大規模なもので、主要な登場人物について割り当てられます。
より小規模なものをアリオーソ、カンツォネッタ、ロマンツァなどと、歌の性格によって呼ぶこともあります。

役柄どうしの対話は重唱で行われ、群集などが登場する場面では合唱も加わることがあります。
特に各幕の終曲(フィナーレ)では、ほとんどの登場人物による重唱や合唱で構成される場合が多いです。

私恵藤憲二もやはりフィナーレが一番感動しますね。

これらの独唱・重唱・合唱について、古典的なオペラでは各々が独立して作曲され、一連番号が付けられていたことから「ナンバーオペラ」と呼ばれます。
各ナンバーの間は、前述したレチタティーヴォによってつながれます。

各曲が独立しているので、上演時の都合によりナンバー単位で省略されたり、作品の作曲家または別な作曲家により、代替あるいは挿入用のアリアが加えられたりすることもあったそうです。

しかし、ロマン派の半ば以降にはナンバーによる分割が廃され、各幕を通して作曲されるようになりました(上演の際に慣習的なカットを行うことはあります)。
また、アリアとレチタティーヴォも明確には区別されなくなっていきました。

私恵藤憲二は、観たことはないですが何時間にも及ぶオペラもあるそうです。


今日はここまでです。


以上、恵藤憲二でした。


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恵藤憲二がオペラについて御説明します!

〜恵藤憲二がオペラについて御説明します!〜


こんにちは、恵藤憲二でございます。


今日は、話題をガラっと変えて私恵藤憲二が大好きなオペラについて書かせて頂きます。


まずは、オペラとは

簡単に申しますと、演劇と音楽によって構成される舞台芸術のことで、

歌劇(かげき)とも呼ばれています。

オペラは、舞台上で衣装を着けた出演者が演技を行う点では演劇と共通しているが、
台詞だけではなく、大半の部分が歌手による歌唱で進められることが特徴です。

よくオペラ歌手って聞きますよね?

歌手は器楽合奏により伴奏されつつ歌い演じます。

伴奏は、多くの場合交響楽団規模の編成に及ぶ大掛かりなものです。

初期ロマン派までのオペラでは、歌唱に二つの様式があります。

一つはレチタティーヴォ(朗唱)と言われるもので、会話を表現するものであり、
普通の朗読に近い抑揚で歌われる。

もう一つはソロ(独唱)で歌われるアリア(詠唱)や複数の歌手が歌う重唱(アンサンブル)あるいは大勢で歌う合唱で、通常の歌唱である。

これらの様式はみな伴奏を伴います。

レチタティーヴォは、古典派の時代まではチェンバロという楽器のみで伴奏される
レチタティーヴォ・セッコと、管弦楽伴奏によるレチタティーヴォ・アッコンパニアートが
あり、前者は会話的な抑揚で語るように歌う。
後者は 直後のアリアや重唱の導入として置かれることが多かったようです。

だんだん難しくなってきましたね 微笑

今日はここまで

以上、恵藤憲二でした。


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